最高のノートアプリ『Obsidian』のススメ
みなさんノートアプリは使ってますでしょうか。
自分の思考を整理したりタスクを書き込んだりとなにかと便利なノートアプリ。
使いこなしている人はきっとイケイケで輝かしい人生を歩んでいるに違いないですよね。許してはおけません。
私もそんなイケイケなメンズに憧れて日記や読んだ本の感想などをちょくちょくEvernoteにアウトプットしていましたがあんまり馴染まず、習慣化にも失敗。
自分はダメダメなメンズでいる運命なんだと膝から崩れ落ちていたところ、大変にクールなノートアプリに出会ってしまいました。
これは紹介する義務があるなと思い、こうして急いでキーボードを叩いている次第です。
興奮のあまりほぼ丸1日触っていたそのノートアプリの名前はそう!
Obsidianです。
目次
Obsidianとは何なのか
公式サイトは https://obsidian.md/ にございます。
A second brain, for you, forever. ということで。なんだかありがたそうなお言葉が掲げられています。
永遠に使える第二の脳を貴様に授けるだそうです。太っ腹です。
ObsidianはplainなMarkdown形式のtextをlocal folderに保存する感じのTextEditorなんですが、そんな小難しいことはどうでもいいのです。
いえ、決してどうでもよくはないんですが今回は幅広い人に触れてみて欲しいという思いなので難しいことは抜きでまいります。
ちなみにwindows/macOS/iOS/Androidに対応してますのでご安心を!
※端末間のデータ共有はiCloudやGoogleDriveを利用するか、課金が必要となります。
これから私が感じたおすすめポイントを列挙していきますね。
Obsidianの素敵なところ
テーマが豊富!
「まずそこ!?」というオブシディアニストたちの声が聞こえてきますが、まずここです。
これはデフォルトのダークテーマですが、Obsidianにはコミュニティテーマというものがありまして、わずか数クリックで有志の方が作成した素敵なテーマに変更することができます。
テーマの数は100種類以上ということで、あなたの個性にぴったりなものがあるでしょう。
私が好きな80s Neonテーマにしてみました。ガラッと変わりましたね。
見た目が自分好みかというのは使いやすさに匹敵するほど大切な要素だと思っております。
ノート同士をリンクしていく自由さ
さて、機能面のお話に入りましょう。
ノートと聞くとカテゴリごとに分けられたノートを想像しますよね?
例えば読んだ本の内容をまとめる場合。
読んだ本の名前のフォルダを作って、そこに一章ずつ自分でまとめたものを保存して…
そしてある程度ノートが溜まってきた時にあなたはこう思うのです。
これ、多分読み返さないなと。
その点Obsidianは一味違います。ここがObsidianの面白いところです。
どう違うかというと…
Obsidianの場合
例えば、なぜかあなたは唐突にピカチュウについて学びたくなりノートにまとめたとしましょう。
そして別の日、別のノートでピカチュウについて触れる時がきました。
「ピカチュウについて確か調べたよな…どのカテゴリのどのノートだ?検索しないとピカチュウの図鑑ナンバーがわからないよ…」
なんてことにはなりません。
ノートとノートをリンクできるのです。マウスオーバーすればリンク先のノートの内容が表示されます。
やり方はとっても簡単。参照したいノートの名前を[[ ]]で囲うだけなのです!
これで「ポケモン」ノートから「ピカチュウ」ノートを参照することも、リンク先に飛んで「ピカチュウ」ノートを編集することも可能になりました。
もう何でもかんでもリンクしたくなってきますね。見やすいポケモン図鑑もお手軽に作れるわけです。
賢いあなたはお気づきでしょう。これはWikipediaにそっくりですよね。
Obsidianでは自分専用のWikipediaが作れるのです。
新しい知識を入れている最中に古い知識を確認、更新できる。実に素晴らしい。
デイリーノートを自動作成してくれる
Obsidianにはデイリーノートという機能が最初から実装されています。
日をまたいだタイミングで自分が用意したテンプレートのノートをひとつ作ってくれるわけです。
(確認したら0時ちょうどには作成されていませんでした。すいません。)
こんな感じのテンプレートをひとつ用意しておけば、毎日当日の日付で複製してくれます。
Obsidianを開いた時に当日のデイリーノートを開くようにも設定できます。
実はこれ、地味に見えて習慣化にとても役立ちます。
日々の記録は続けることで効果を発揮しますが、毎日のことなので継続するのが難しい。
その点自動でおぜん立てをしてくれるので、記録という作業に取り組むハードルが低い。続けやすいのです。
他のノートアプリのようにいちいちテンプレートを自分でコピペする手間がなくなるのは大きい。
見てて楽しいグラフビュー
あなたが取ったノートやメモはすべてこちらのグラフビューで可視化できます。
どこからどこにリンクが張られているか線で表現されますので、たどりやすい。
ノート名の上のサークルをクリックすれば対象のノートを開くこともできます。
マウスオーバーすることで強調表示されて見やすく。
この強調表示、メモやリンクのし忘れに気づけるので大変便利でございます。
このグラフビューがにぎやかになっていくのも楽しいのでとにかくアウトプットをしたくなってしまう、大変素晴らしい機能だと思います。
(あまりに数が増えた時に機能するのかを確かめるのが今から楽しみです。)
画面は自由に組み替え可能
Obsidianではこのようにかなり自由に構成要素を並べ替えられます。
ノートを複数並べて表示することも可能なので執筆効率が高いですね。
上の画像のような配置はプログラマー的にはおなじみの画面構成なのですが、慣れていない人からすると最初は混乱してしまうかもしれません。
自分にぴったりな画面構成にして、素敵なアウトプット時間を過ごしましょう。
おわりに
この他にも紹介したい機能がたくさんあるのですが、機能の多さはとっつきにくさとイコールで結ばれるわけであります。
まず何はともあれ体験してみて欲しいという思いからの記事ですので、あえて細かいところには触れておりません。
「Markdown記法を使うのよ」とか「Zettelkastenを意識した疎なノートを作るのよ」って言われてもなんのこっちゃ?で去って行ってしまうことでしょう。
そういう頭痛を呼び起こすお話はまた今度とさせていただきます。
大丈夫です。普段使いなら覚えることはあんまりありませんから。
それではあなたもぜひ脳を1個増やして知的なライフを送りましょう。
この記事が面白かった、役に立ったという方はバナーのクリックをお願いします!
励みになります😉
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません