パニック障害、会食恐怖の人はリラックスしようと思わないこと
11月の頭に2泊3日で福島へ旅行に行ってきました。
実はコロナが流行ったと同時に勤めていた会社が倒産し、さらに同時に私自身体調を崩していたため、ここ2年間は家から出る機会が激減。
20代前半からパニック障害と会食恐怖をかかえており、会社がなくなる頃には心因性頻尿の気もあり電車に5分と乗っていられなかったという人間にとってはこの旅行、大冒険 です。
前日までは不安に襲われたりもしました。いきなり大移動だよ?会食だよ?本当に大丈夫か?と。
でもなーんにも起きなかった。そしてめいっぱい楽しめた。
今回はなぜ症状が起きなかったのか、思ったところがあるのでお話します。
無理にリラックスしようと思うと緊張する
パニック障害のあなたならわかるでしょう。電車に乗る前の緊張感。
体調が悪くなったらどうしよう。リラックスしなきゃ。
会食恐怖のあなたならわかるでしょう。食事の前の緊張感。
食べられなかったらどうしよう。リラックスしなきゃ。
リラックスできないと、緊張をやわらげないと、大変なことになるぞ!
あなたにもこの強迫観念があるはずです。
もう反射的に考えるようになっているんです。まさにパブロフの犬。
さあ、今から電車に乗るぞ→大丈夫大丈夫…リラックスリラックス…だめだ、緊張してきた。
順番が違いませんか?
思ったんですよ。今まさに電車を目の前にしているけど、 今自分って緊張してるの? と。
リラックスしている時の自分を知る
なぜ自分が緊張しているのか疑ったかというと、最近普段から常にリラックスすることを心がけているからです。
身体のどこかに変な力が入ってないかをつぶさにチェックしていたんですね。
不安や緊張をいなす!簡単にリラックスする方法7選 という記事を書いたくらい、とにかく力を抜くことに関心がありましたからね。
一切力が入っていない普段の自分がわかっていた。そして意識的にリラックスする方法も知っていた。
もうこれだけで安心感が段違いです。
「これから電車に乗るけど、特におかしなところはないな。ダメになっても力まなきゃなんとでもなるんだろうしいいや。というかダメでも全然いいや。」
脱力に慣れすぎてこんな思考になってましたが、あるべき姿なのかもなと思いました。
これが普段の自分がわかっていない場合、簡単に不安に流されてしまいます。
本当は緊張してないのに、無理やりリラックスしようと思って逆に緊張するからですね。
やっぱり瞑想がいい
今この記事を読んでいるあなたも、1分でいいので目をつぶって全力でだらーんとしてください。
なにかを思考するでもなく、ただ脱力する。
息をすることだけ意識する。あなたが今ひとりなら、もうよだれ垂らしちゃってもいいです。
この状態が本来のあなたです。息をするだけの存在。それ以外にする必要がない。
気持ちよくないですか?
いつでもどこでもできますよね。簡単に心地よくなれる。
どんな時でもここに戻ってこれると思ったら、楽じゃないですか?
ということで、郡山美術館とカフェに行ってきたよ
リラックスという最強のお守りを得た私は大の苦手だったバスに揺られ、郡山美術館にいってまいりました。
昔なら 絶対途中で降りてた と思います。
自然がいっぱいの場所にあって、空気が綺麗。やっぱり都会とは一味違いますね。
この日は平日だったのでお客さんもまばら。静かで最高でした。ここだけ世界から切り取られてる感じ。
駐車場付近の謎の空間。帰りのバスを待つ間、ここでなぜかどんぐりをぶつけられていました。
こちらが美術館併設のカフェ、juju 130 CAFE さんのワンプレートごはん。
週替わりメニューとのことで、この日はメンチカツとコロッケ、カボチャにクリームソースがついていて最高に美味しかったです。メンチカツがもうサックサク!
お昼前に入ったので食べきれるかちょっと不安でしたが、一口食べたらもう止まらない止まらない。
椅子がすごく座りやすくて、店内は広々。BGMもおしゃれで、目の前が山。
とってもいいお店でした。
会食恐怖に襲われていた時には感じられなかったあらゆるものが体験できる。
長年忘れていましたが、幸せってこういうことなんだなと思いました。
ちょっとでも楽になってみたいというあなたは、ぜひ『リラックスする方法』の記事をご覧ください。
こんなご時世です。力まずに生きましょう。
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