【7つの習慣】第4の習慣 Win-Winを考える 〜人生は勝ち負けではない?

2022年2月3日

7つの習慣ティーンズを読んでみました。

とても読みやすく、ためになったのでアウトプットして定着を図ります。

興味が出た方はぜひご自分で読んでみて下さい。人生に対する考え方、取り組み方が変わります。




第4の習慣 Win-Winを考える

第1から第3の習慣は、ほとんど自分自身を変えていくものでした。

第4の習慣から先は、他人との関係に関する習慣になります。

第4の習慣は、Win-Winを考える

他人との「勝ち負け」についてです。

勝ち負けの考え方を分類すると、次の4つの関係にわけられます。

Win-Loseの関係 ―勝った負けたの世界

自分が勝ち、相手を負かす関係です。

本書では「成功という1つのパイを誰かと奪い合う」関係と説明しています。

あなたが大きなパイを取ったら、人の分は小さくなります。

あなたは人より多く食べられますから、嬉しいですね。

これはいわゆる競争の考え方です。

何よりもまず相手を差し置いて、自分が得をするんだ!と。

自分と人を比較して、勝てば喜び、負ければ悔しい。


「競争に勝って何が悪いんだ?」と思われるでしょう。

それもそのはず、我々はみんな子供の時からWin-Loseを教えられて育ちます。テストの点数や運動会、受験なんかで競いますよね。

そしてそのままの考え方で社会に出ます。人より儲けられればそれで良い。とにかくのし上がる。

人生は勝ち負けなんだと思ってしまっても仕方のないことです。

短期的に見て、勝てていればそれは素晴らしいですが、最終的に他人と良好な関係を築けているでしょうか。

ネズミレース(出世競争)でいやなのは、たとえそれに勝ったとしても、相変わらずネズミであることだ。

リリー・トムリン

Lose-Winの関係 ―「悪いのは私」

自分が負けて、相手を勝たせる関係です。

ドアマット症候群という言葉があります。

「あなたの靴を、どうぞ私で拭いてください。」

被虐的な思想ですね。


言い争いなどの面倒事を避けるために、わざと「どうぞ、あなたの好きなように」と譲る。

楽な立ち位置でもあるので、こうして世渡りしている方も意外と多いかもしれません。

相手に判断を委ねる。自分を押し殺す。相手を立てるために自分を卑下する。

自分を卑下して良いことなんてひとつもありません

今までこの考え方で生きてきた人は、まず自分に自信を持つところから始めましょう。

そのための第1〜第3習慣だと思います。

Lose-Loseの関係 ―らせん降下

自分も相手も負ける関係です。

例えば恋愛のシーンで、相手を疑ってしまう。束縛してしまう。

すると束縛されたもう一方が不快感を覚え、こちらも徐々に攻撃的になっていく。

やがて喧嘩が起こりやすくなり、ずっと険悪なのになかなか別れるに至らずにズルズルと関係が続く。

お互いに下がってますよね。らせん降下状態です。いい関係とは言えません。

Win-Winの関係 ―双方にプラス

これが第4の習慣として身につけるべき考え方。

自分も相手も勝つ関係です。

「あなたか私か」ではなく、「二人とも」です。

相手が成功したら自分も素直に喜ぶ。

相手が何かしてくれたら、自分からも感謝を伝える。

互いを高め合う素晴らしい考え方です。

仮に自分と相手で意見が食い違ったとしても、うまく譲歩しあって新しいアイディアを生みます。

Win-Winの精神を持っていると、人はあなたに寄ってきます。


考えてみてください。

「勝った勝った!」とひけらかす人

「すごいですね、自分なんて…」って僻む人

嬉しそうに「おめでとう!」って言ってくれる人

誰と仲良くしたいですか?


人はあなたを選び、同時にあなたの豊かな精神に感化されることでしょう。

多くの人とWin-Winの関係を築くことができれば、きっと人生楽しいですよね。

ですが、素直に相手を祝福するのは意外と難しいものです。

ではどうすればWin-Winを考える習慣が身につくでしょうか?

Win-Winを身につけるには

まず第一に「私的成功」を目指すことです。

自分に自信を持つこと。自信を持てるように努力すること。

例えば、「自分なんて…」って思っている時に、友人が出世したらどう思いますか?

心から祝福できるでしょうか。仮におめでとうと言えたとしても、きっと内心では僻みますよね。

まずは自分というものを確立すること。そうすれば自然と相手に怯えることもなくなり、人間関係を楽しむことができるようになります。


そして次に「競争」と「比較」をやめること。この2つを本書では「二大悪習」としています。

これらを中心にしていると、Win-Winを考えることなんてできません。

自分を高めつつ行う競争なら良いですが、他人より上に立つためだけの競争はいい結果を生みません。


また、比較は本当に不要な行為です。

自分と相手を比べて何になるでしょうか?

相手を見下すか、無駄に落ち込むかですよね。


自分と他人の成長するスケジュールは違います。

得意なことも違いますし、センスも人それぞれです。

「あの人と比べて自分は…」という考えが浮かんできたら、すぐに思考を切り替えましょう。


毎回同じ結論になっている気がしますが、まずは何よりも自分です。自分最優先

日々自分を高め、その上でWin-Winを目指した人間関係を築いていきましょう。



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