【習慣】物事が続けられない…そんなあなたにオススメの「20秒ルール」
20秒ルールとは、
「やりたいと思っていることに、普段より20秒早く取り組めるようにする」
というテクニックです。
ハーバード大学でポジティブ心理学を担当しているショーン・エイカー氏が発案しました。
今日から簡単にできる上に効果が非常に高いテクニックなので、ぜひ実際に試してみてください。
どんなものかご説明します。
目次
・20秒ルールのやり方
例えばあなたは毎朝のランニングを習慣にしたいとします。
起床後にパジャマからランニングウェアに着替えて、シューズを下駄箱から出して、履いて出発します。
ランニングに至るまでの20秒、縮めるとしたらどこを変えれば良いでしょうか?
まず取り掛かりやすいのはシューズを下駄箱から出すところですね。
整理整頓しているのは素晴らしいですが、習慣化できるまでは靴を玄関に出しっぱなしにした方が良いです。
これだけで10秒くらいは短縮できますね。
次にパジャマからランニングウェアに着替える部分。これは靴より時間がかかるのでぜひ削減したいですね。
夜寝る時はランニングウェアを着て寝ると良いでしょう。
起きたらもう走れる格好になっているわけです。
これでランニングに至るまでの工程は「起床後に玄関に行き、置いてあるシューズを履いて出発」となりました。
両方あわせて40秒〜1分は短縮できますね。
・20秒ルールの効果
どんな効果があるのかというと、行動を起こすまでに使うエネルギーを大幅に削減することができます。
人は使うエネルギーが大きい(=面倒くさい)ことほど敬遠するようにできています。
ランニングの例で言えば
・パジャマから着替える(=超面倒くさい)
・靴を下駄箱から取り出す(=結構面倒くさい)
これらが足かせとなり、寝起きからいきなりエネルギーを使う羽目になります。
しばらく布団で考えた結果、結局ジョギングより遥かに楽な二度寝を選択するのです。特に冬場。
20秒ルールを用いて面倒なことを減らした結果、「靴履くだけだしな…行ってみるか」となるんですね。
■ 私の場合の一例 (ブログの習慣化)
・20秒ルール実践前
私はブログを習慣にするために20秒ルールを使いました。
以前までは
・前日の夜にお酒を飲んだりゲームをしたりで机がぐちゃぐちゃだった
・windowsのキーボードをどかしてmacbookを置く必要があった
・macbookを開いてブラウザを立ち上げ、WordPressのページに行く必要があった
こんな環境でした。
机の掃除をしてから macbookを用意し ブラウザを立ち上げて WordPressのページに行く。
これら圧倒的な高さの障壁を乗り越えた後にブログを書くんです。
面倒なことこの上なしです。無理無理。毎日できるわけがない。
だからブログはまったく続きませんでした。
・20秒ルール実践後
・前日の夜に机を綺麗に片付けておく
・windowsのキーボードはしまって、macbookを置いておく
・macbookでブラウザを立ち上げ、WordPressの新規投稿ページを表示しておく
・椅子もすぐ座れるように引いておく
これらを徹底して行った結果、ブログを習慣化するに至りました。20秒ルールすごい!
「起きて机の掃除をしてからmacbookを用意して椅子に座ってmacbookを開いてブラウザを立ち上げてWordPressのページに行ってからブログを書き始める」
「起きて椅子に座ってmacbookを開いてブログを書き始める」
比べてみるとその差は歴然ですね。
■ 20秒縮めたら終わり!ではない
20秒縮めて満足してはいけません。さらに20秒、またさらに20秒を縮められるように、行動するまでにかかるエネルギーの浪費を徹底的に洗い出すべきです。
またもランニングの例を出しますが、
スマートウォッチで計測しながらランニングしたいなら、スマートウォッチを付けたまま寝るとか。
水を一杯飲んでから出発したいなら水を近くに用意してから寝るとか。
短縮できそうなところを一度考えてみてください。とにかく楽をすることを目標にしましょう。
■ まとめ
20秒ルールのお話をしてきました。
「習慣化ができなくて困っております」というあなた、ぜひ試してください。
勉強でも運動でも睡眠でも、何にでも効果的です。ホントに。
「怠惰だから物事が続かない」と嘆くのではなく、「怠惰だからこそ物事に至るまでで楽を」してください。
超面倒くさがりの私ができたんだからあなたにもできますよ、習慣化。
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